1.会社の目的
目的は、建設業の許可業種を考えて設立しましょう。
一番得意する仕事をトップにもってきます。目的はシンプルに。何をしている会社なのか、よくわかる内容にします。何でも出来るように、たくさんの目的を並べるのは、あまり関心しません。品が落ちますし、何をやっている会社か、よく分かりません。

2.許可要件を考えて
建設業の許可要件で、一番大きな要件は「経営業務の管理責任者(以下、経管という)」です。経管は、会社の常勤取締役(代取も含む)でなければなりません。要件のある方を必ず、取締役に就任しなければなりません。経管については、建設業の許可を参照ください。

また、次の経管を育てる意味でも、常勤の取締役を複数にしておきましょう。常勤の取締役を5年経験すれば、建設業の要件ができますので、次なる候補者を準備することが大事です。一人だけですと、その方が欠けた時に、許可要件がなくなり、建設業の許可を失うことになるからです。