古くなったら壊してつくり直す「スクラップ&ビルド」からストックを再生して活用する「リニューアル&リフォーム」市場が脚光を浴びています。

欧米の住宅は、100年(三世代)は充分にもち、その間の手入れや補修が行き届いていると言われます。親が家を建て、息子が別荘を、孫がヨット(船)を持ち、人生を楽しむのが上手です。

日本の住宅は27年平均で建て替えられ、住宅ローンに追われて、ヨットを楽しむことなどできません。欧米のヨットは贅沢ではなく、家を建てる資金が要らないので、ごく普通に船遊びができるということです。

長持ちする住宅は、地盤も含めた躯体(構造体)がしっかりしていることでしょう。外装や内装は、後からいくらでも改装できますので、まず基礎や構造体を考えて建築されることが望ましいでしょう。

これからも日本も、リニューアルやリフォームが主流になってきますので、新築の際は、よく考えて、構造体にお金をかけた建築を考えてください。

「修復の町、イタリア」の記事でも書きましたが、今後、日本でも建築士と並ぶぐらいに「修復士」という資格ができ、もっと上手に、スマートにリフォームができるようになり、新築より需要が多くなりそうです。

住まいを長持ちさせるには、継続的に「維持・補修・改修」が必要となってきます。業者に任す部分と自分でする補修を明確にわけてやっていきます。日本人も欧米人と同じぐらい建主自身が小まめに補修するようになるでしょうね。