箱の中に1,000個の玉があります。白玉が999個と黒玉が1個入っています。

人の性格によって、白玉を見ず、一生懸命に1個の黒玉を捜しだそうと努力する方がいます。違う方は黒玉の存在すら気づかず、大半が白玉ですから、なんて白玉は素晴らしいのでしょうと、白玉の輝きに賛辞を送ります。

この話は、人のあら探しを得意とする性格の人と、人の良いところ、長所を見ようとする方の違いを物語っています。

いつも、人の欠点や悪いところばかり探している方は、1,000個の中から黒玉を探そうとする行為です。こういう方は、人を褒めることを知りません。裁き名人です。あまり良い性格とは言えませんね。

会議の席上でも、あら探しばかりするだけの人、反対ばかりする方。いろいろですが、反対が悪いのではありません。反対する以上は、それに代わる案を発表しなければなりません。反対意見は代替案を述べる。これが会議の鉄則です。

自分の思いや考え方を変えれば、違った世界観が広がります。思い一つを変えるだけで、世の中が違った世界に見えてきます。ディケンズの「クリスマスキャロル」という小説は、まさにこのことを書いています。

会社の経営も全く同じですね。優秀な社長は、従業員の良いところを伸ばそうと、日々格闘されています。長所を伸ばすことで、悪いところが萎んでしまうからでしょう。