経営なら経営関係の本を100冊読むと、経営のことは大体わかる。しかし、本当の経営はわからない。なぜならば、実践しないことには智慧に発展しない。一冊の良書を100回読むほうが、実践向きである。100回読むと腹に入り、自分の智慧に活かせるからである。

若い頃に、経営コンサルタントの二見道夫さんの本をよく読んだ。わかりやすく、実践と理論と両方があったので、非常に理解しやすかった。彼は、D・カーネギーの「人を動かす」を100回以上は読んでいるという。

一口で100回というが簡単に実践できるものではない。しかし、100回ぐらい読む価値のある本が世の中に存在するから、書物の存在価値がある。

学者は、一生の間に5、000冊から7、000冊ぐらいは読むという。しかし、量より質。経営者は忙しいから、凝縮された良書を何回も読むほうが、経営に活かすことができる。経営に活かすことができなければ、本を読んだ時間が無駄に終わる。