1.無借金経営を実践し続ける! ダム経営を実践し続ける!

お金がなければ、経営を続けることができません。いつも資金繰りで忙しい会社は、社長の心に余裕がなく、良い仕事をお客さんに提供できません。その結果、仕事がなくなっていき、会社を閉めることになります。または、本業以外で儲けようとして、さらに墓穴を掘るケースが多いようです。

本業を大事にしながら、日々の実践行為を通して、無借金経営を実践し続けましょう。それは、工夫して工夫して考えることです。「智慧の経営」を貫くことです。毎日イノベーション。毎日イノベーション。毎日イノベーションすること。

イノベーションとは、大きなことではありません。小さなことから始まり、身近なことがイノベーションです。智慧を活かすことが、イノベーションを押し進めます。

 

2.経営分析は、8つの指標

8つの内、寄与度が高い指標に力をいれましょう。一番高いのは、純支払利息比率で29.9%もあります。約3割です。つまり、無借金経営の会社なら満点がとれます。いかに無借金経営が大事かを表しています。

次に総資本売上総利益率です。2割強あります。小さい資本で大きく稼ぐ会社は、満点に近づきます。

指  標 算  式 寄与 意  味
(負債抵抗力)
純支払利息比率 利息/売上高×100 29.9 売上に対する利息の割合。↓
負債回転期間 負債/売上高÷12 11.4 負債総額が月商の何ヶ月分に相当するか。↓
(収益性・効率性)
総資本売上総利益率 売上総利益/総資本×100 21.4 投下した資本に対する粗利益率。↑
売上高経常利益率 経常利益/売上高×100 5.7 経常利益率。↑
(財務健全性)
自己資本対固定資産比率 自己資本/固定資産×100 6.8 設備投資が自己資本でされているか。↑
自己資本比率 自己資本/総資本×100 14.6 資本蓄積の割合。↑
(絶対的力量)
営業キャッシュフロー 営業キャッシュフロー/100,000 5.7 キャッシュの増減。↑
利益剰余金 利益剰余金/100,000 4.4 利益の蓄積。↑