見栄をはらないでいいときに見栄をはってしまう。収入以上のお金を使ってお金に困る。自分が得意ではないことを仕事にしている。必要以上にお金を求めようとする。人間の持っている半分以上は、過ぎた欲望である。

 案外、こんなことでうまくいかないことが多い。本人は、あまり気づいていない。いつも苦労ばかりしているように思う。

 こんなときは、自分のやり方に何か間違いがあると思えばよい。
 成功している人の話を聞くと、自分の得意なことをして成功している。自分が得意なことは、その人にとっては簡単なこと。

 つまらない見栄をはる人は、見栄をはることをやめればよい。収入以上にお金を使わないこと。当たり前のことであるが実行できない。

 収入以上にお金を使うから、商売がおかしくなる。経営が破綻する。当たり前のこと。ほんと単純なことである。

 こんな簡単なことが頭でわかっていても、体で実践できない経営者が多すぎる。だから苦労ばかりしている。

 成功するには苦労はいらない。過ぎた欲望を抑えること。間違った見栄をはらないこと。収入以上のお金を使わないこと。自分の得意な仕事をすることである。