大川隆法先生「心の指針219」の「優しすぎる社会」を、そのまま掲載させていただきました。
人に優しい社会は、
人類の理想でもあったろう。
しかし、他方では、
優しすぎる社会が、
人類を堕落させることにも、
気づかねばならない。
勉強しない子に優しすぎる社会。
ルールを破る子に優しすぎる社会。
無料でワクチンを打ってくれ、
働かなくても食べていけ、
子供を生んだら補助金をくれ、
離婚をしたら生活補助をくれ、
病気をしたら、すぐにチューブだらけで入院させてくれ、
災害に遭ったら、
避難住宅も食料もただでくれる社会。
まことに結構ではあるが、
「アリとキリギリス」のイソップ童話でいえば、
働き続けるアリさんがバカなので、
大いにキリギリス生活を楽しもう、
といわれているようでもある。
最後は、あの中国のように、
国家礼賛だけ許されて、
監視資本主義の下、
国ごと強制収容所となっていることさえ、
気づかぬ国民になっていることだろう。
男と男が合法的に肛門セックスすることを「結婚」と称し、
神も仏も存在せず、
死後の魂の存在など迷信なので、
樹木葬にでもしてくれ、ということがそんなに尊いか。
優しすぎる社会は地獄への道でもある。
信仰と自助論から再出発するがよい。