「トランプ新大統領で、世界はこう動く」からの抜粋です。

トランプ氏はまた、「日本は核装備をすべきである」とか「日本は守るには大きすぎる」と発言し、ご存じの通り、日本のマスメディアはそれに対して大騒ぎをしましたが、そう主張してくると思います。「日本は自分で自分を守るべきである」と彼は言いました。

実際、論理的思考、現実主義的思考、プラグマティック(実用主義的)思考、経済的思考、フェアな思考の観点からすれば、彼の言う通りです。日本は大きすぎます。世界第二位か第三の経済大国が自国を守れないというのは、それこそ”ミステリー”というものです。ですからトランプは、「自分で守りまさい。日本はアメリカの保護、アメリカの核の傘を必要とするなら、アメリカの国防予算をもっと負担しなさい」と言ってくるでしょう。

日本はどちらかを選べるわけです。もちろん、もっと負担してもいいし、そうする代わりに自分で守ってもいいでしょう。選ぶのは私たちであり、ドナルド・トランプの頭がおかしいわけでも暴君なわけでもなく、日本を対等なパートナーとして扱っているのであり、平等と公平の観点からそう言っているのです。「日本は自分で自分を守るべきだ。韓国も、北朝鮮から自国を守る力は十分ある」と。

また、特に、南沙諸島に関するトランプ氏の意見にも、しっかりと注意を払うべきです。彼は「アメリカは南沙諸島問題に関し、軍事力を増強すべきだ」と言っていますので、戦略的なアイデアや視点を持っていることが分かり、信頼できます。良く分かっています。

習近平は、「中国は大きすぎるので、アメリカは袂を分かつことはできない」と思っていますが、それは違います。彼には二つの思想があります。一つは「経済的思考」であり、もう一つは「世界正義」です。彼はビジネスマンですので、中国とアメリカにとって、真の意味で平等なバランスを考えることができるのです。

この25年間、中国は大きく経済発展しましたが、日本は現状維持であり、アメリカはここ数十年間、貿易赤字を続けています。これは、アメリカが経済貿易面であまりに弱すぎたということです。ですから、彼は第一の点(経済面)から変えてくるでしょうし、世界平和や世界の勢力均衡のためには、それが良いと思います。・・・(6)に続く。