施主さんから電話。
「まだですか。水道屋さんは?」
「1時間ほど前に出ましたが・・・? もう少し待ってみてください」
これで終り。
また、電話。
「連絡とってもらいましたか?」
「わかりました。取ります」 うるさいなぁ! これで終り

ちょっと前までの、儲からない工務店の典型的なパターン。

「まだですか。水道屋さんは?」の段階で、下請の設備屋さんに連絡を取るのは普通の工務店。

良い工務店は、先に施主さんに電話をして、段取りというか、施主さんを安心させ、下請さんにも確実にフォロー体制をします。

一時が万事。当たり前の話ですが、そのあたり前が出来ていないから、お客さんが離れていき儲からない。自分が施主の立場になれば、答えをすぐに発見できます。

小まめな報告と打合せが、非常に大事な建設業。
初期報告、中間報告、8割報告、最終報告とあります。

誰に報告をするか? もちろん、一番にお客さん。次に内部報告。
誰と打合せをするか? まず、お客さんと蜜にする。次に内部打合せ。

この打合せと報告が、後先、逆になると最悪の事態を招くことがあります。

一言でいいんです。お客さんに、これこれで3日待ってください。1週間のお時間をください。必ず事前に連絡、報告、安心、納得です。その一言がなく、ほったらかしで、お客さんを怒らし、トラブルになります。

自分の家を建てる気持で、初期報告、中間報告、8割報告、最終報告を忘れないように!