私の初めての書籍出版である「儲かりまっか。建設業繁栄の応援歌」の本が、令和6年11月6日付けで刊行になる予定です。

 本の出版は、様々な形で進んでいくと思いますが、私の場合は、日本橋出版の大島拓哉社長と知遇を得て実現しました。感謝に堪えません。

 そこで拙い経験ですが、出版に至るまでの流れを簡単に綴りました。

 出版が口頭で決まりますと、契約書を出版社と交わすことになります。契約書のひな型は、出版社の方で準備なさってくださいました。電子契約書でした。

 契約が終わりますと、正式に出版に向けて動き出します。

 大島社長のご要望は、「2時間ぐらいでスラスラと読める本」にしたいとのことでした。そこで、A4用紙(横書)にワードで原稿を書いていましたので、一応整理して、章立て、まえがき、あとがき、著者紹介まで作成して、メール添付でお送りしました。

 当初の原稿は14万字近くあり、2割程度減らしてくださいとの要望があり、9万字程度に減らして、改めて原稿を精査してお送りしました。

 その後、出版社が縦書きに直してくださり、1回目の校正があり、2回目、3回目と続きました。誤字脱字等を含めた校正作業です。私の場合は比較的、スムーズに運んだように思います。原稿の内容チェックが一応終わりました。

 今度は、表紙と帯の作成でした。この件は、出版社にお任せしました。いくつかのデザインを含め、表紙と帯が完成しました。帯に書かれた文言で、こちらの要望を入れていただきました。

 やがて、提携されている印刷会社から印刷用の「最終校正ゲラ」が郵便で届きました。このチェックを済ませた旨をお知らせしましたら、刊行日が決まりました。11月1日です。

 その際に求められたのが「作品概要」でした。最初、作品概要の意味が理解できなくて、出版社に尋ねました。そうすると、「Amazonで類書の作品紹介などを参考にしていただき、本の紹介や本への想いを書いていただけましたら、弊社でも確認の上、公開の準備を進めてまいります」との返事を頂戴しました。

 などほど。作品概要とは、本の紹介や本への想いを綴った一つの宣伝文句のようです。初めての経験で、いい勉強になりました。一冊の本を出版するに当たり、知らない世界を教えていただきました。

 大島拓哉社長に感謝です。ありがとうございます。