「1日1話読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」を読み返しました。

 1年365日、365人の方の熱い話が綴られています。1月23日には「一度は死に物狂いで物事に打ち込んでみる」というタイトルで、建築家「安藤忠雄氏」の言葉が書かれていました。その一部を抜粋します。

 

 経済的な事情と学力の両方の理由から大学には行けず、建築の専門教育も受けられなかった。ならば自分で勉強しようと。19歳の時に、建築学科の学生が4年間かけて学ぶ専門書を1年で全部読もうと決心し、毎朝9時から翌日の4時まで机に向かいました。

 睡眠時間は4時間。4月1日から翌年の3月31日まで、ほとんど外出もせず、無我夢中で勉強したんです。

 若い頃に、一度は死に物狂いで物事に打ち込んでみることが必要です。目標を定めたら何が何でも達成するんだという意思を持たないと。独学であっても強い覚悟と実行さえあれば道は開ける。これは私の実感であり、体験を通じて掴んだ一つの法則です。

 

 これを読むと、私の勉強などは勉強とはいえません。

 安藤忠雄氏は、大阪出身の一流の建築家です。やはり、すごい人は違います。改めて、専門を極める方の心意気と実践力を学びました。

 自分の読書量などは、ママゴトと同じであることを痛感しました。