どんな製品も、必要なもの以外は残らない。国民が求めないものは、消えてなくなるしかありません。これは、どんな商売も同じ。士族も例外ではありません。

それでは、必要なものとは何か。国民の声に耳を傾けるしかありません。「最後は市場に訊け」ということになります。言葉を換えれば、顧客満足ということでしょう。顧客マインドを忘れないことに尽きると思います。

 付加価値を高める。付加価値を高めよ。付加価値とは『顧客満足の合計』です。「なぜその製品が必要なのか」ということを考えることです。その製品が、なぜ必要なのか。この「なぜ」に答えられるかどうかです。

「お金があるから買える」ということなら、「これは予算の範囲内でしょうから、どうぞ、お買いください」と言っていればよかったわけですが、予算があるかないか分からなくなってきたら、その製品が必要であることを証明しなければいけないのです。その必要性を教えることが付加価値でしょう。

 なぜ人がそれを欲しがるかを考え、欲しがるものを提供することです。それ以外に、生きる方法はないのです。