毎月10万円の積立をすれば、年間で120万円の預金が残りますが、この120万円は会社の経費に落とすことが出来ません。しかし、経費になり、お金を残す方法があります。以下、お金が貯まって、経費に落とせるアイテムを紹介します。同族会社の社長が検討すべき商品です。それは、①小規模企業共済(社長の退職金)、②中小企業倒産防止共済、③中小企業退職金共済、そして、④生命保険の徹底的な研究と活用方法です。いずれも周知のことでしょうが、メリットとデメリットがあります。
先の3つは政府系がやっているので、税法の改正が殆どありませんので、制度の内容を確認の上、加入を強くお勧めします。
しかし、民間の保険会社が提供する生命保険は、事前によく研究する必要があります。なぜならば、保険会社と国税庁側の頭脳合戦みたいなところがあって、税法の改正をタイムリーに把握しておく必要があるからです。保険会社が新しい「節税商品」を開発しても、国側はその商品を規制するような法律を作ります。この繰り返しを続けてきたのが、会社契約の生命保険です。
されど、生命保険は社長の退職金や相続税対策で威力を発揮することも事実です。利用価値もあり、いざという時の生命保険です。「保険」とは危険を担保します。生命保険は、社長の命を担保し、自分の会社と命を共にされています。だから、生命保険をうまく活用されることをお勧めします。
この4つの商品を上手に活用されて、お金が貯まって、経費に落とせる方法を実践なさってください。順次説明していきます。