父の認定、母の認定、兄弟姉妹の認定が一番大事です。

帰化申請をされて許可になれば、日本の戸籍謄本を作ることになりますから、申請者の父親、母親が誰で、その両親の何番目の子供であるのか。ここがポイントになります。

例えば、本国の戸籍謄本に両親が載っていて、申請者も載っている。申請者の出生届が日本の役所にされている。両親の婚姻届が日本の役所にされているなどです。当然ですが、疎明資料が確実なほど良いわけです。

前提条件として、能力条件、生活条件や素行条件等の一般的な「帰化条件」が整っていての話になりますが、父母の認定、兄弟姉妹の認定は、帰化申請の要になります。