仮にSさんとします。お得意さんのY社長からSさんをご紹介いただきました。
SさんはY社長の会社の元従業員。Sさんの有限会社設立と建設業の新規申請です。
Sさんとほぼ1日をともにさせていただき、彼の情熱や商魂たくましい思いが伝わってきました。Sさんいわく「10代でも、20代でも、30代でも、40代でも、70代でも、80代でも、どんな年代でも、同じ目線で、語り合える仲間がほしい」と。
彼の人生感です。19歳の時にY社長に出逢い、同じ目線で語ってくれて感動しました。自分の居場所がなかった時に、Y社長にかけました。
両親は立派すぎて、自分を理解してくれませんでした。いろんな職場を経験しました。みんな、僕と違う。同じ目線で話しません。自分の居場所を求めていました。
塗装仲間の職人さんと、同じ目線で語り合えました。自分の居場所を見つけました。以来、塗装業一本で走って来られました。
Sさんの気持が、私の体中に染みわたりました。同じ目線で語り合えることが、どんなに大切なことか。Sさんをして教えられました。
同じ目線で語り合えることは、Y社長のSさんへの思いやりでもあります。相手に対する一つの愛情表現であり、与える愛そのものです。違う表現をすれば、経営者として最高の人格を備えた方だと思います。このようなY社長ですから、Y社長の会社は健康そのものです。毎期の決算では多額の利益を計上され、多額の納税をされています。Y社長の愛情や謙虚さが会社の繁栄発展につながっています。会社も健康。Y社長も健康です。
一方、若い頃から同じ目線で語り合える方を求められたSさんも素晴らしいと感じました。なぜなら、愛情表現の仕方は異なりますが、Y社長と同じような考えたや想いを持っておられたからこそ、Y社長に出会え、引き合うものがあったのではないでしょうか。Sさんの会社も順調に伸び、3年前に自社ビルを建築されました。Sさんの会社も健康。Sさんも風邪一つひかれたことのない丈夫な体をされていて、健康そのものです。
やはり、相手の思いやりを大事される経営者、それを受け止める方の想いも、喜びや感謝の気持ちで溢れています。だからこそ、善回転が善回転を呼び寄せ、共に発展されるのですね。改めて、相手への思いやりと受け止め方の大切さを教えていただきました。