多くの書籍で「感謝」することの重要性を説かれています。また、感謝の気持は幸せを運んでくれます。この感謝の気持ちをノートに手書きします。

 手書きの効用ではありませんが、手書きは医学的にも立証されていて、脳に対しても、潜在意識に対しても、良い影響を与えます。手書きすれば、感謝の気持ちが深まります。心で想うことも大事ですが、実際に書いた時に幸せ度が増すように思います。

 感謝は、幸せの行進曲であり、幸せになるために欠かせない心の持ち方です。それをあえて手書きで感謝を表現します。

 どんな些細なことでも良いです。日常生活の中で「ありがたいなぁ」と想うことはいくらでもあります。職場でもあります。通勤途上でもあります。買い物をしても感謝が出てきます。四季折々の天候にも感謝できます。感謝することはいくらでもあります。そして、感謝の気持ちのあとに「ありがとう」をという言葉を添えましょう。

「ありがとう」は神様に届く言葉らしいです。

 小林正観氏の「人生が全部うまくいく『ありがとう』の不思議な力(三笠書房)」に書かれていました。日本語の「ありがとう」は、元々、ありえないことが起きたときに、神様を褒め称え、賞賛する言葉として使われていたそうです。人間に対して使われるようになったのは、室町時代以降のこと。つまり、「ありがとう」は、口にした瞬間に神様が聞いてくださり、ちゃんと神様に届いているんです。だから、感謝のあとに「ありがとう」と言葉に出しながら、手書きで添えてください。

 自分のことで恐縮ですが、私がいつも感謝していることを例にあげておきます。

 自分の健康に感謝です。日々、病気もせず健康な体で仕事できることに感謝せずにはおれません。ありがとうございます。毎日、愚痴ひとつこぼさず、食事を作ってくれる妻に感謝です。毎日の洗濯にも感謝です。また、妻も子ども達も健康であることに感謝です。

 行政書士を開業して42年になりますが、お得意さんの皆様に感謝です。建設業や運送業のことで、何も知らなった自分をで育ててくださいました。毎日、お仕事を頂戴しています。感謝に堪えません。そして、事務所のスタッフにも感謝です。一年前に行政書士として開業した息子にも感謝です。

 いくらでもあります。ここまで「感謝」という言葉を数えてみたら、24個ありました。そうです。ノートに手書きで、感謝の気持ちを書いてください。いくらでも出てきます。次から次と感謝の想いが湧いてきます。溢れてきます。

 不思議と感謝の想いが深まります。感謝が習慣となっていきます。そうすると、感謝の連続が始まり、幸せが高まります。ウェルビーイング(よい状態)が増幅され、毎日、精神的に最高の幸せを維持できます。また、肉体的な健康にもよい影響を与えてくれます。