日本の歴史は、古事記や日本書記によると、神武天皇が即位された時とされています。以来、約三千年が経過していますが、日本の歴史は、もっと古くからあったそうです。

 それを裏付ける書物が「ホツマツタエ」という、古事記や日本書記より古い文献です。「ホツマツタヱ」に関連する書物は、アマゾンで購入することができます。

 例えば、小深田宗元著の「古事記の謎と矛盾がすべて解ける! 読み比べ 古事記とホツマツタヱ(太陽出版)」、NAVI彦著の「ゼロから始めるホツマツタヱ(太陽出版)」、伊集院卿著の「富士王朝の謎と宮下文書(学研プラス)」などがあります。

 これらの書物によりますと、日本の歴史は三万年前からあったそうです。三千年どころの話ではありません。古事記や日本書記には記載されていませんが、「ホツマツタエ」や「宮下文書(みやしたもんじょ)」には、記載されています。

 これらの古文書によりますと、「天御祖神(あめのみおやがみ)」の事が書かれています。天御祖神は、三万年前にアンドロメダ銀河から二十万人の大船団を率いて、現在の富士山の裾野に飛来されました。これが日本文明の始まりですとあります。

 古事記や日本書記に登場する神様は、「天御中主神(あめのみなかぬしのかみ」や「天照大神(あまてらすおおみかみ)」で、「天御祖神(あめのみおやがみ)」の存在を記載されていません。しかし「ホツマツタヱ」では、いちばん最初の神様として「天御祖神(あめのみおやがみ)」で、二番目が「天御中主神(あめのみなかぬしのかみ」で、三番目が「国之常立神(くにのとこたちのかみ)」となっています。

 そうすると、日本の最初の神様は「天御祖神(あめのみおやがみ)」という事になりますね。

 また、天御祖神(あめのみおやがみ)は、様々な教えを説かれています。

 礼儀作法、天と地の違い、男女の調和のあり方、人生の節目に儀式を行う、祈願・祭り、敬の心・信じる・習う、秩序・調和のあり方などです。武士道精神も天御祖神(あめのみおやがみ)の教えの一つです。

 これらの教えがあって、日本の歴史がスタートしました。ゆえに、日本の歴史は三千年ではなく三万年前から始まっているということですね。天御祖神(あめのみおやがみ)というご存在がルーツです。

 個人的見解ですが、「ホツマツタヱ」や「宮下文書」に記載されている事の方が真実に近いように考えます。古事記や日本書記に書かれている事は、以前から疑問を持っていまして、かなり史実が記載されていないようにも思っていました。

 本日は、天御祖神(あめのみおやがみ)というご存在を知り得た事を大切にしたいとも思います。