26_06八坂神社を通り、一寧坂、二寧坂をゆったりと歩く。

早くも、律ちゃんと佳世ちゃんは、左右のお店が気になっている。

目指すは「清水寺」なのに、寄り道ばかり。

「帰りにゆっくりと見よぉ~」

「お腹がすいた!」佳世ちゃんが訴える。

「湯豆腐がいいなぁ」律ちゃんが叫ぶ。

二寧坂の中あたり。「総本家-奥丹」という京都風情が残っている専門店に入る。

長い廊下を過ぎると、2階の部屋に。窓際にすわる。和風建築が秋風とともに心地よい。

着物姿の京美人がお料理の説明をしてくれる。

「島どうふ一通り」「昔どうふ一通り」「ゆどうふ一通り」3種類だけ。「ゆどうふ一通り」を注文。

まずは「ごまとうふ」。小皿にあっさりとした汁に浸っている。ごまの味が舌をなでる。

「これぞ!ごまどうふ」。上品な「とろろ」と一緒についてくる。ビールがうまい。

次は、長い串にさした「木の芽でんがく」が到着する。

焼いた豆腐に味噌がついている。串を持ちながら食べるところがよい。

メインの「ゆどうふ」。やくみは「ねぎと七味」。食べ方がある。

まず鍋から豆腐を器に取り、ねぎと七味を入れる。そこにつゆをかけながら食べる。

つゆを器に全部入れない。食べる分だけのつゆをかける。

つゆが薄くならないから、おいしくいただける。七味はまろやかで辛くない、絶品の一言。

野菜の天ぷらが横に並ぶ。青しそ、しいたけ、ししとう、なんきん、焼のり、ダンゴ(山いもをすりおろしたもの)。ごはんもおいしい。

一路、清水へ。

本堂の舞台に上がる。「観音様」に挨拶して、一応の目的を果たす。再び二寧坂。

「城たいがポエムハウス」に引かれるように入る。

心の詩人、城(じょう)たいが氏の詩集を買う。

「笑うのがいい」「幸福入門」「人生の秘訣」の3冊。簡単な言葉に天使の心が入っている。

「幸せだと思った時から、幸せが始まる!」

「ありがとう あなたがいてくれた お陰です」

「いえいえ あなたがいてくれた お陰です 本当にありがとう」