億ちゃんの未来は壮大です。一千億円の利益を出す会社を創る事です。

 億ちゃんの考え方は、自分を中心に考えるのではなく、いつも得意先や仕入先、外注先など自分を応援してくれる人たちの目線で、経営を実践されています。

 まさに、与える愛そのものです。与える愛が自然に身についている方と言っても過言ではありません。経営と愛が一つになっている未来経営学ではありませんが、「経営=愛」の若者経営者です。

 個人的な見解ですが、このような経営者が増えてきているように思います。既に未来経営学ではなく、現在ただ今の経営が「経営=愛」で実践されています。何と頼もしい億ちゃんです。億ちゃんの名前に相応しい経営者です。

 彼から教えられる事は、本当にたくさんあります。「負うた子に教えられる」という諺がありますが、まさに億ちゃんから教えて頂く事が多くあります。

 彼の協力者は、現在十人いらっしゃいます。お一人お一人の経営能力には、素晴らしいものがあります。しかし、現在ただ今、彼らの能力を生かしきるには、自分の能力や人格がまだまだ貧弱なので、ご自分の人格を高めるために邁進されています。

 彼は、祖父から教えてもらった「修身」という言葉を大事にされているとおっしゃいます。三十代の経営者から、修身という言葉を聴くとは思いもよりませんでした。びっくりしました。さすが億ちゃんです。

 修身とは「自分の心とおこないをおさめただすこと」の意味ですが、第二次大戦前の小・中学校などの教科の一つであり、教育勅語をよりどころとして,国民道徳の実践指導を目的としたものだと記憶しております。

 このように修身を大切にされて経営されていますから、十人の協力者に対する考え方にもすごいものがあります。

 先日、億ちゃんとお会いする機会がありまして、このようなお話を伺いしました。

「現在ただ今、十人の協力者に応援してもらっていますが、とりあえず、自分一人が頑張れば、十億円程度の利益を計上することは可能ですが、それでは一千億円の経営はできません。まずは、十人の協力者と共に成長し、共に学び、共に人格を高め、各人の個性を活かした経営を実践し続けなければ、一千億円の企業にはなりません。そのために、今は静かに自分の人格形成に邁進しています。また、みんなと一緒にこれら事を共有していこうと思っています」と。

 なんて素晴らしい考え方でしょうか。将来が楽しみです。彼なら必ず一千億円の経営者になられるでしょう。ただ利益追求されるのではなく、与える愛を実践しながら経営されています。まさに現代経営の見本みたいな方です。

 私は彼から修身のお話を伺って、安岡正篤先生の「身心の学」を思い出しました。感銘受けた書籍の一冊で、赤線だらけになっています。この「身心の学」を億ちゃんに紹介しました。

 経営とは利益追求だけでなく、多くの方と共に成長しながら、社会に貢献し、繁栄発展成長していくものだと、改めて実感させて頂きました。

 まさに、松下幸之助さんのダム経営に尽きると思います。お金のダム、人材のダム、信用のダム、人格のダムです。社長自らの人格のダムを形成していけば、自ずから、人材のダム、信用のダム、お金のダムも形成されていきます。

 億ちゃん、ありがとうございました。