公共工事は減少の一途である。いや早くから、その施策は打ち出されている。方向転換を叫ぶのは遅いぐらいである。しかし、再び、その話をしたい。

公共工事が全部なくなるわけではないが、特に土木系公共工事では、もう生き残ることは秒読み状態である。そのために、早くから新規分野への参入がされている。新規分野といっても、従来の土木なり建築を生かした関連分野が多い。

一番多いのが、介護関係や福祉関係に関する建築仕事。中途半端な介護支援ではない。徹底した介護、徹底したサービス、徹底した介護の勉強で、方向転換せれている。

土木系公共工事主体の会社が、早くから住宅産業や介護系の建築に、会社の命運をかけて、全社一丸となって取り組み、会社の体質を変えてしまった。