運送業の新規申請や事業計画変更認可で、営業所の建物(事務所及び休憩室)を建築されて申請される際に、住居表示実施区域なら「住居新築届」が必要になってきます。

 例えば、運送業の車庫用として土地を借りて、同じ場所の一角に建物を建築して申請する場合があります。土地を購入して申請する場合も同様のことが発生します。

 運送業申請書の「事業計画等」に記載する営業所の位置は、建物が建築されていますから住所を記載しなければなりません。そのためにも、住居表示実施区域なら事前に住居番号を入手し、段取りよく申請書を作成しなければなりません。

 住居新築届に必要な書類は、次のとおりです。

1.住居新築届(申請書)

2.添付書類

 ⑴ 付近見取り図

 ⑵ 平面図(玄関位置の確認できるもの)

 ⑶ 配置図(建物の大きさと形状、敷地境界線の確認できるもの)

 ⑷ 土地の謄本(地番の分かるもの)

 

 住居新築届をする役所によって、申請書類等が若干異なることがありますが、通常、上記のような書類が求められます。

 届出できる人は、建物の所有者・工事関係者、販売業者等、関係者の方ですので、行政書士も代行できます。