昭和の男ではありませんが、「飯、風呂、寝る」という言葉を思い出します。これは極端な家族の例でしょうが、会話が少ない家族もあれば、いつもラブラブ家族もあります。
Qさんの家族は、次のような会話でスタートします。
「お父さん、カッコイイね。男前のお父さん」。朝一番、娘さんからの応援歌です。
「花ちゃん、花ちゃん、大好きよ」。
「佳世ちゃん、佳世ちゃん、大好きよ」。娘さんとお母さんの会話です。
「花ちゃん、かわいいね」。Qさんから奥様への挨拶です。
「佳世ちゃん、かわいいね」「ありがとう、お父さん」。Qさんと娘さんの幸せな時間です。
毎朝の会話が、「お父さん、カッコイイね」で始まる家族は、それだけで幸せを感じますね。
娘さんが父親にこのような言葉を発する家族は、珍しいのではないでしょうか。また、夫から妻へ「かわいいね」とか「今日もきれいね」という夫婦もあると思いますが、やはり、少ないのではないでしょうか。
団塊世代以上の男性は、妻に、優しい言葉で接する事が苦手なようです。心の中では想っているかもしれませんが、言葉に出して、いたわりの言葉を発する事が少ないように感じます。私もその一人ですが、Qさんを見習いたいといつも想っています。
Qさん家族とは、半世紀以上のお付き合いをさせて頂いていますが、いつもラブラブです。幸せいっぱいの家族です。
Qさんが帰宅すると、
「お父さん、お仕事、お疲れさまです」。
「あなた、今日も一日、ご苦労さまでした。食事にしますか。お風呂にしますか」。
「花ちゃん、佳世ちゃん、ありがとう。いつもかわいいね」。
なんて、素晴らしい家族ですね。Qさん、ありがとうございます。