友人のKさんは、いつも温かい心で接してくださいます。
彼と接していると、いつも温かいものを感じます。彼の優しさが自然と伝わってきます。例えば、電話でのお話、メールの文章、お手紙の内容などです。彼にお会いするのは年2回程度ですが、その時にも、彼の優しい眼差しと温かい心を感じます。
ご本人は、おそらく意識されずに自然に話されていると思いますが、彼の素晴らしいところです。もちろん、私だけでなく他の友人達も同じようにおっしゃっています。
彼と接するたびに、彼の優しさ、温かさ、真心がオーラのようになって、私の心まで温かく豊かにしてくれます。
恥ずかしい話ですが、私は意識しないと、彼のような思いを相手の方に発することができません。ところが彼は、ごく自然体で発することができる方です。いつも、Kさんをして教えられることばかりです。
人に接する時の態度や心の持ち方一つで、相手の方への印象も大きく変わると思います。
Kさんのように自然にできれば良いのですが、私の場合は意識しないと、Kさんのようにできません。
相手の方を理解しようとする気持ち、優しい心で持って接する想い、温かい心で持って接する態度など、日々、心掛けてはいますが、ついつい自分の「色眼鏡」で接してしまいます。
禅の教えに「一切衆生、悉(ことごと)く仏性有り」という言葉があります。あらゆるものには、仏性という美しい心が備わっているという意味でしょうが、なかなか、こういう境地にはなれません。私などは相手の方の一面しか理解していなくて、相手の方の「仏性」まで見つけようとしません。それどころか若い頃は、言葉一つで人を殺してきました。潜在意識の勉強を始めるようになって、自分の最大欠点を知るようになり、少しずつですが、優しい言葉を使うようになってきました。しかし、温かい心で接するまでは至りませんでした。
10年前にKさんと知遇を得て、温かい心で接することの大切さに気付きました。Kさんのように自然体で出来れば良いのですが、まだまだ程遠い自分です。しかし、常日頃から意識して行動していけば、いつしか習慣になり、いつでもどこでも、自分も温かい心で持って人に接することができると思います。
まず、良い意識を持って、温かい心を出し続け、それを良い行動に移していく。やはり、行動し実践しなけらば身に付かないと思います。そうでなければ、「論語読みの論語知らず」になり、知識だけでは話になりません。
それにしても、Kさんのように意識されずに自然体で、温かい心をいつもオーラのように発せる方を尊敬いたします。Kさん、ありがとうございます。