成功のためには、アイデアや発想、思想、ヒントみたいなものが様々にあるでしょうが、その前に、幾つかの大事なものがあると思います。つまり、未来において成功を収めようとする者の心掛けみたいなものが必要だと思います。
その一つとして、やはり、ある程度の「自信」を持つ必要があります。
過信は禁物ですが、何らかの自信、自分自身のなかに、「これについては、ある程度ここまでは大丈夫」という自信というものがないと、やはり駄目だろうと考えます。だから、どの道からでも構わないですが、そこに至るまでの間に何らかの着実な自信をつくっておかないと、途中で頓挫することがあります。
それは、受験勉強や資格試験の勉強みたいなものでも構わないし、会社の仕事でも構わないし、世間様の評判でも構わないし、いろいろあると思いますが、何らかの自信みたいなものは要ります。
自分を自己確認して、完全に、溶けて流れるようなものであってはいけません。だから、日光が当たって溶けて流れるアイスクリームのようなものであってはいけません。やはり、「流れないで残るもの」を持っていないと、「未来への成功の核」になる部分がないと駄目だと思います。
そういう意味での自信が必要でしょう。
では、「その自信はどこから出てくるか」ということですが、若い人ということで考えれば勉強が中心でしょう。若くなくても、勉強に加えて、仕事を通しての「勤勉力」「勤勉さ」みたいなものでしょう。そういうもののなかで働いて、自分がちょっと周りから得ている「信頼感」とか「評判」とか、それに対する自分自身の自信みたいなものでしょうか。こういうものは、まず態度として要るのではないかと思います。
これがないと、やはり、何らかの大きな成功をすることや、組織のリーダーになろうとすること、あるいは、組織のリーダーでなくても、「才能を生かして、ひとつ、大きな仕事、バッと人を驚かすような仕事をしよう」というのは、そう簡単にいくことではないと思います。
そういう意味での何らかの自信というのは、必要だと考えます。
だから、自分が大きなステップを踏み出したいと思うなら、「そういうものが何かあるかどうか」は、やはり自分自身に問うてみてください。もちろん、反省して、悪いことばかり出てくる時もあると思いますが、そういう面も大事ですが、「それでも負けない確たる自信」というものを持ってください。
これが、未来の成功につながる秘訣の一つでもあります。