御社の得意技は何ですか？
御社だけで勝てる技術力は何ですか？
御社のポリシーはなんですか？
御社だけで勝てるものは何ですか？
ないなら、これから創っていきましょう。
既にお持ちの会社は、それを膨らませてください。
他社と同じようなことをしていても、会社は儲かりません。
会社にお金は貯まりません。
御社だけで勝てるものを創っていかない限り、生き残ることは出来ません。
言葉を変えれば、競争の外に出るということです。
どんな世界にも競争はあります。
野球や相撲も勝敗を競います。
建設業者も同業者間での競争もあります。
受験や就職活動も同じです。
ある意味、この世の中は競争の世界です。
しかし、そんな常識に左右されないことです。
勝ち負けではなく、競争社会の外に出ることです。
本当の勝利は、競争の外にあります。
つまらない常識論や儲からない理由に左右されていませんか？
政治や景気、環境の責任にしていませんか？
環境は余程のことがない限り変えることは出来ませんが、
自分自身は、いつでも変えることが出来ます。
競争の外に出ることが出来ない原因は、
劣等感や失敗、挫折など様々でしょう。
それらを捨てれば、競争の外に出ることが出来ます。
御社だけで勝てるものを発見できるはずです。
失敗や挫折から脱することが出来なければ、
競争の外に出ることが出来ません。
例えば、建設現場の失敗や挫折を引きずっていたら、
競争の外に出ることができません。
人間関係で挫折していたら、競争の外に出るまで時間がかかり過ぎます。
すべてを反省され、さっぱりと捨てることです。
そして、反省から発展に向けて、新しい競争の外に出ることです。
解体業者、塗装業者、防水業者、木造専門の建築業者など様々ですが、
御社だけで勝てるものは何ですか？
他社より工期を一日短縮出来ることですか？
積算名人がいて、全員が原価意識と利益意識が高い会社ですか？
解体業者なら掃除が日本一ですか？
確かな経営戦略があり、経営計画に沿った実践経営をされている会社ですか？
管理会計が徹底されている会社ですか？
これらも大切なことです。
お金が貯まる方法論です。
しかし、それだけでは競争の外に出ることは出来ません。
その具体的な答えは分かりませんが、答えは一つではありません。
必ず、御社に合ったものが発見できるはずです。
税金も社会保険料も高い。消費税も上がる。
政府の間違った施策で経営者は大変です。
経営は厳しい。しかし、それらを乗り越えてください。
施策や社会環境を的確に掴んで経営をすることも大事ですが、
御社だけで勝てるものを発見なさってください。
社会保険料を超える会社、税金を超える会社に創りあげてください。
競争社会の外に出て、社長自身で勝てるものを創りあげてください。
現実に、税金もきちんと納め、社会保険料も払い、儲けている会社もあります。
多くのお金を貯めている企業もあります。カネ回りのよい会社もあります。
御社だけで勝てるものを発見するには、会社によって違います。
正解は様々で、経営方針も異なるでしょう。
得意先の社長は、これらの正解を求めて、いつも頭を悩まされています。
日々イノベーションを重ねていらっしゃいます。
納税意識も高い。日々、格闘されています。
多額の納税をされ、従業員を大切にされ、
智慧と汗の結晶である経営に邁進されています。
その社長さんらに共通することを発見いたしました。
それは、仕事への熱い情熱と動機の問題です。深い愛の動機が原点にあります。
お金が貯まる建築業者は、自分の家だと思って工事をされています。
自分の家やマンションを建てるつもりで仕事をされています。
土木業者は、自分の道路や庭だと思って工事をされています。
そこに必ず経営のヒントを発見されています。
そこに智慧が湧いてきて、次なる現場に活かされています。
そこにインスピレーションが降りたアイデアを経営に反映されています。
社長だけで勝てるものを必ず発見されているはずです。
マインドセットを変えた社長が、奇跡を起こし、奇跡の連続を繰り返し、
お金が貯まる会社に変えていらっしゃいます。
工事に携わる動機がポイントです。
経営や仕事に対する動機が鍵になります。動機が問われます。
心を込めた良い動機は、最終的にお金が貯まります。
動機が間違った工事現場や経営方針はどこかで収斂され、
最終的には手許から、お金が消えていきます。
一時的には手許にお金が残りますが、どこかで違った形で消えたり、
病気や事故、家庭不和などで反省が待っている場合もあります。
会社経営で、様々なことを経験された社長が、
どこかでマインドセットを変えられ、
儲ける会社、お金が貯まる会社にされています。
深い愛に裏打ちされた動機に始まり、
日々イノベーションを実践されている会社が、
これから生き残る会社です。
マインドセットを変えよ。
みなさまの会社が、いつまでも繁栄発展いたしますように、
心よりお祈り申しあげます。
