1.地元の信頼のおける不動産屋さんに依頼する
まずは、地元の信頼のおける不動産屋さんに、こちらの希望を述べて、探してもらうのが一番良く、早く見つかります。不動産屋さんは、こちら側が真剣ならば、契約が成立するまで、がんばってくれるはずです。不動産屋さんに依頼するのが手っ取り早いです。
一番のメリットは、こちら側が真剣になればなるほど、土地情報を真っ先に教えてくださるということです。市場に出ていない情報がいち早く入手できるということです。
以下、不動産屋さんからも聞ける情報ですが、前面道路と用途地域に関しては、しっかりと確認する必要があります。
2.用途地域の確認
運送業の場合は、準工業地域が一番望ましい用途地域です。
将来、仮に手放す時にも、準工業地域なら売買の話が早く進みますし、売買価額も良いと思います。
出来れば、住宅地域(第一種住居地域、第二種住居地域)は、避けたいです。
3.市街地調整区域は避けること
建築物(事務所・倉庫)が建築できませんので、絶対に避けてください。
4.前面道路の幅員
ご自分の目で確認なさってください。車両制限令に抵触しない道路幅が必要になります。車両制限令などの記事を参考にしてください。
将来、大型も利用される場合は、最低でも5.5mから6m以上必要になります。6.5m以上あれば文句なしです。可能ならば、県道や市道に面している土地が良いです。
5.建物を建築する場合
事務所や倉庫を建築する場合、必ず、建築確認申請をしてください。そして、工事完了時には「検査済証」を取るようにしてください。
建築基準法違反の場合にも、事業計画の変更認可がされない場合がありますので、要注意です。一般貨物運送の基準が令和元年12月から厳しくなっています。つまり、昔の免許時代に一部戻ったようで、気をつけてください。