半身浴を始めますと、一時的に病状が悪化します。アトピーならアトピーの症状が余計にひどくなります。アセボなら余計にアセボが出ます。なぜなら、半身浴は体内の毒素を出す働きがあるからです。その時に薬に頼り、薬で止めようとしますが逆効果です。これは、体内の毒素をまた体内に戻すことになり、いつまで経っても、アセボもアトピーも完治しません。
この時に薬を一切やめて、なお諦めずに半身浴を続けることです。半身浴を続け続け、続けることです。ここが非常に重要なポイントです。半身浴を続け続けていますと、症状はさらに悪化します。さらに悪化しますが、やがて、その症状が徐々に治まってきます。アセボやアトピーが嘘のように消えていきます。これが「瞑眩効果」と言われるものです。
私は、この瞑眩効果の実体験をしています。超アレルギー体質を治したくて始めたのが半身浴でした。20年以上前の話ですが、半身浴を10年間続けました。毎年の花粉症は当然で、ハウスダスト、秋のブタクサ等々、14種類に反応する超アレルギー体質でした。もっとも、私の場合は半身浴をしただけでは、アレルギー体質は完治しませんでしたが、瞑眩(めんげん)効果はすごいものがありました。現在は半身浴と青汁のお陰で、体質が完全に変わり、超アルレギーは完治しました。
この瞑眩効果ですが、半身浴を始めてから2ヶ月経過した頃から、上半身に湿疹(しっしん)が出始め、次から次へと出てきました。体内に毒素がいっぱい貯まっていた証拠です。毎日、その湿疹をかきむしり、下着をいつも血で汚していたことを覚えています。家内もびっくりしていました。記憶では、この症状が1ヶ月余りは続いたと思います。
やがて、この湿疹は消えさり、嘘のように出なくなりました。これが瞑眩効果です。進藤先生(「万病を治す冷えとり健康法」の著者)の本を信じていましたので、躊躇なく、この時期を乗り越えることができました。その後も半身浴を続けました。そうすると、私の肌もつるつるになってきました。女性のような肌になりました。これは実話です。「北口さんの肌はつるつるですね」と、よく言われました。
ゆえに、半身浴をお勧めいたします。続けることがポイントです