健康を呼び寄せるには、どうしたらよいでしょうか。
感謝の心です。「ありがたい」「ありがとう」という言葉を出すような生活をなさってください。「ありがたいですね」「ありがとうございます」というような感謝の心を口に出して言えるような人は、病気にとてもなりにくい。なぜなら、そういう人には、人を責めたり、憎んだり、怒ったりする傾向が少ないからです。
一方、憎しみの念や怒りの念、あるいは人のせいにする念が強いタイプの人は、病気を非常につくりやすいです。
そういう人の場合、自分自身が病気をつくるか、念力が強いために相手を倒してしまうか、そのどちらになりやすい。その人自身が病気になるか、その人に恨まれた相手のほうが病気になるか、そのどちらになります。
家族や友達、あるいは会社関係の人もそうですが、とにかく、攻撃性が強いタイプの人です。憎しみや怒りが強いタイプの人は、自分が病気になるか、人を病気にさせるか、どちらかになる傾向が強く、あまり天国的とは言えません。
自分自身が、笑顔の生活や感謝の生活、「ありがとう」と言える生活をしていて、それと同時に、人の悪口を言いふらすということはできません。
「あの人は本当に悪い人間だ。ありがとう」などと、人の悪口と感謝の言葉を同時に併せて言うのはおかしなことであり、矛盾しています。
やはり、「ありがとう」と言えば、相手の良いところが見えるのであって、ありがたくないからこそ、相手の悪いところを言いたくなるわけです。
早い話が、感謝の言葉を出していると病気も治ってきます。
例えば、ある女性が病気だったとしても、自分の子供に「お母さん、ありがとう」と言われたら、治ってきます。
いつも、「お母さんは駄目だ」と子供から言われたり、ご主人から責められたり、おじいさん、おばあさんから、「うちの嫁は駄目だ」などと言われていたら、その女性は病気になってしまいます。
しかし、その逆であったら、どうでしょう。
子供からは「なんて素晴らしいお母さんだろう」とほめられ、夫からは「なんて素晴らしい妻だろう」とほめられ、おじいさん、おばあさんからは「なんて素晴らしい嫁だろう」と、いつも言われていたら、病気などしていられません。病気で寝ていたとしても、床を上げて歩き出すでしょう。
このように、言葉一つで人生の幸・不幸が決まってきますので、感謝はとても大切ですね。
