大阪 上本町の建設業・運送業専門の行政書士事務所です。経営事項審査・経審アップ / 経営分析アップ・建設業許可申請・一般貨物 トラック ロケバス 運送業許可申請

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経営審査 大阪 北口行政書士


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経審アップと社長の条件、儲かる経営は、密接に繋がっています。けっして、別々のものではありません。経審アップに関する小手先の方法論から中長期的な経営戦略まで、多くの記事を書いていますが、社長の条件と儲かる経営を実践していけば、自ずから経審のP点や分析のY点は、自動的にアップします。

今の経審(平成20年改正後)は、会社経営にとって重要な指標が凝縮されています。特に「自己資本額」および平均利益額(X2)の評点は、経営の要であり、この指標に重点を置いて、経営を進めるられることを望みます。この指標は、今の経審では、売上高の規模に関係なく、資本金の充実や繰越利益金の余剰金を伸ばしていくことで、単独でP点やY点を伸ばすことができます。改正前は売上高と連動していましたので、あまり評点アップが望めませんでしたが、今の経審の自己資本額は違います。

私がいつも言っている「無借金経営」「ダム経営」を日々の実践行為として、信念を貫いて実践なさってください。必ず経審の点数はアップします。

ダム経営や「自己資本額」および平均利益額(X2)の評点の記事を参考にしてください。それでは、御社の繁栄発展を期待しております。

社長の条件、儲かる経営を中心にすえて、経営事項審査・経審(けいしん)と建設業の許可を応援いたします。建設業の会計や建設業の現場、建設業に関連する法律記事もアップしていきます。建設業者が儲かるように。御社の繁栄が、いつまでも続きますように、心より願っています。

行政書士の北口義明です。建設業と運送業を専門としています。
当事務所は、1982年、昭和57年10月に開業しました。
いつも、よい仕事をしようと心がけています。どうぞ、よろしくお願いいたします。

1.経営の本質

経営とは、他人を通じて事業を運営し、成果をあげることです。
他人の手を通さずに、全部一人でやれるならば、それは経営ではなく、個人仕事か職人仕事です。

どんな職業でも、最初は一人仕事のような形から始まり、しだいに「自分一人ではできない」という限界を感じ、人を使って仕事をしようとします。これが、経営の本質です。

2.経営の基本

「経営は、人、物、金、情報等の経営資源を投入して行うものだ」と言われますが、経営者は、常に「成果をあげる」というマインドを持っています。

金や人を投入するだけであれば、誰にでもできます。情報も同じです。情報を集めて、成果に結びつけなくてはなりません。
他の人を使って、自分一人の仕事よりも大きな成果をあげることが、経営の基本ですし、繁栄発展を目指すことが経営だと思います。

3.人の問題

そこで、人の問題が浮かび上がり、経営者は一番悩んでいます。
人を新しく入れても、すぐには戦力にはなりません。
給料だけは確実に出ていきますが、仕事の成果はすぐには現れません。

ここが、非常に苦しいところです。そのためにどうしても、人の部分をコストと考えてしまう傾向があります。
人が減れば経費が減り、人が増えれば経費が増えます。
目先の利益をあげようと考えたとき、人を減らすと、一見、利益が出るように見えます。その点だけを見れば、確かに、人というものはコストに見えます。

しかし、繁栄発展されている経営者は、長期的な視野に立ち、人を大切にされています。
人をコストと見ていません。人をコストと見れば、全体の士気も上がらず、最終的には、優秀な経営管理者を育てるのに様々な問題点が生じてくるからでしょう。

ゆえに、人材を一つの資源であると考え、一番成長する可能性のある経営資源に力点をおき、従業員との人間関係も含め、やりがいのある職場を提供されています。

4.人材マネジメント(HRM)

人の値段で一番高いのは、経営担当者や経営管理者です。
こういう人たちをつくっていくことができれば、その大切さを知らない人から見ると、びっくりするような成果が出てくるようになります。しかし、経営は理屈どおりにはいきません。

なぜならば、人には感情あり、個性があり、多様なる価値観を持っているからです。
この部分のマネジメントが求められ、多くの人材マネジメント(HRM)等の研修が盛んに行われています。

これらも重要ですが、最大の効果が期待できるのが、経営者や経営担当者自身の変革です。
トップが変われば、会社は変わります。様々な不祥事が後を絶ちませんが、彼らの資質が問われています。

『一倉定氏の社長を叱る』ではありませんが、経営者自身が人格的にも向上されることが最高のマネジメントだと考えます。

5.経審(けいしん)と智慧の経営

私は行政書士を開業し、33年目に入りました。
主な業務は、建設会社の建設業許可申請や経営事項審査申請(以下、経審という)です。
経審とは、建設会社が公共工事に参加する時に、行政側が求める資格審査のことです。

顧客である建設会社は、公共工事を受注しようと、入札参加申請書を官公署に提出します。
その参加資格に経審を義務付けています。

経審を受けるには、建設業法で規定している「決算変更届」を報告する義務があり、いわゆる会社の業務報告です。工事経歴書、財務諸表等を添付して届出します。
また、その一部である建設業会計で作成した財務諸表を経営分析機関に依頼し、「経営状況分析結果通知書」を添付して、経審の申請をします。

この一連の仕事を通して、短期と長期に分けて、戦略的に経審手続を進めることがポイントです。
つまり、財務内容が経審の点数に影響するからです。

もちろん、技術力や工事実績等も重要な加点項目ですが、財務内容によっても経営規模評価が違ってきますので、長期的な対策が必要になってきます。ここに、会計知識と戦略的な経営センスがなければ、この仕事を適格に進めることができません。

その一つに売上高を「工事完成基準」から「工事進行基準」に切替え、消費税の多額な還付を受けた会社がありました。
親会社との連結決算でそうなったのですが、一時的にせよ戦略的経営のなせる技です。

他の事例では、会社分割を活用して、「特殊経審」の依頼を受けました。特殊経審とは、事業譲渡、合併、分割等が伴う経審のことです。この事案は、許認可をはじめ、税金や会計の知識、戦略的経営がなくては進めることができません。
工事契約会計基準や最近の税法知識も必要だと感じています。

また若い頃から経営が好きで、一倉定氏の「社長シリーズ」や松下幸之助氏の「ダム経営」などに魅かれました。
顧客が建設業の許可を取得するには、建設業法で「経営業務の管理責任者」を置くことを規定しています。

いわゆるマネジメント能力が問われ、人の問題が重要だと考えるようになりました。
この経営管理に応えるべく、自己流ですが、学んだことを顧客にアウトプットし、思考錯誤しながら、走り続けてきました。

心を込めた仕事、魂の入った経営アドバイスで、好評を得ています。
その間、顧客の繁栄発展に感謝しながら、私自身も多くのことを顧客や社会から教えていただき、喜びでいっぱいです。

人格優れた経営者は、智慧を絞り、利益をあげ、多額の納税をされています。
智慧は時間を生かし、人を生かします。経営とは、智慧と汗の結晶です。

北口行政書士事務所

御社の繁栄発展が、いつまでも続きますように! TEL 06-6772-8038 営業時間 9:00 - 17:00 [ 土・日・祝日休み ]

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