大島淳一著の「マーフィ100の成功法則」の中に書かれていた一説です。
 小見出しは、次のような内容です。
 「自分で『心の傷』に塩をすり込むおろかさ! 人を許せないのは、いつまでも痛みのとれない傷を持っているようなものだ」

 一年ほど前、あなたの手に潰瘍(かいよう)があったと考えましょう。それはひどく痛いものだったとします。しかし、いまも痛いかと言えば、もう痛くありません。大自然の生命は傷を癒し、その痛みを取るからです。

 同じように、もし誰かがあなたの心を傷つけたり、あなたについて嘘を言ったり、中傷したり、いろんな悪口を言った場合、あなたはその人のことを考えると否定的な気持ちになりますか。その人が頭に浮かぶと、はらわたが煮えくりかえるような気がしますか。

 もしそうだったら、憎悪の根はまだそこにあって、あなたとあなたの善を破壊しているのです。それは、いつまでも痛みのとれない傷を持っている体のようなものです。体の痛みは、そのうち取れます。なぜなら治るのが大生命の意志であり、あなたも治りたいと思っているからです。つまり、あなたは大生命と同じ意図を持っているからです。

 ところが、心の傷がいつまでも痛むのはなぜしょうか。それは、あなたが大生命の意図と反して許そうとしないからなのです。

 よく考えてください。自分の考えや反応や感情の主人は、ほかならぬあなたです。あなたさえ傷つくまいと断固としていれば、あなたの心は傷つくことはないのです。

 そして、あなたの心を傷つけるようなことを言う人が出てきたら、その人のために祈り、祝福してやりなさい。というのは、この場合、他人を祝福するのはとりもなおさず、あなた自身を祝福していることになるからなのです。

 他人を憎悪する心は、あなた自身を憎悪していることと変わらないのです。これが潜在意識の真理です。