利益率アップは資金が増える。１年、3年、５年と確実に資金が増えていく。お金が残る、お金が貯まる。
売上を上げるより、徹底した利益率アップを目指せ。
利益率は会社の体質である。社長の個人体質と言っても過言ではない。小零細企業の社長の体質が、そのまま利益率を反映している。
例えば、交際費と評して無駄使いの多い社長の体質が、会社の利益率になって結果が出る。社長の体質が良い方向に変われば、利益率は自ずからアップする。ゆえに、利益率アップは社長の責任である。
経費面でも同じことが言える。経費の使い方も、社長の体質が利益率に現れる。
本気になって、お金を残したいなら利益率に目覚めよ。ケチに徹せよ。本当のケチは利益率に目覚めた社長である。社長自ら、限界利益率や労働分配率などの数字を把握し、社長自ら体質を変えていく会社が、お金を残す会社である。
そのために、会社内部でお金が残る体質に切替えていく。そのためのシステム創りや諸規程を決め、断行していくべきである。資金に甘い社長は、会社を潰す。
社長の体質を変えることから始めるべきである。社長の体質が変われば、企業体質が変わり、資金が増える方向に走る出す。
現在ただ今、資金不足でも良い。資金を増やす方法を知って、日々の実践行為として積み上げていけば、資金は残っていく。
