1.概 要

大阪府では以前から電子入札を行っていますが、H19年4月から本格的に開始されます。「電子入札による一般競争入札拡大について」ということで、各地で説明会が開かれています。

H19年4月から1,000万円以上の建設工事と物品・委託役務関係業務の入札については、「指名競争入札」が廃止になり、「一般競争入札」になります。

H20年4月からは、全ての建設工事、物品・委託役務関係業務の入札を一般競争入札で実施されることになります。一般競争入札は紙入札を廃止して、電子入札に切り替えますということです。つまり、20年度以降は全て電子入札になるということです。

 

2.ICカードの登録を早めに

いつでも電子申請に対応できるように、帝国データーバンクなどでICカードとカードリーダーの準備をしておきましょう。ICカードの登録手続はこちらの記事を参照なさってください。

 

3.ホームページをいつもチェック

このH20年4月から、1,000万円以上の建設工事は「一般競争入札」になりますから、大阪府のホームページを常にチェックしておく必要があります。大阪府では4月2日に「入札情報」の部分をわかりやくするために、ホームページを刷新するらしいので、見やすくなると思います。

もちろん、一般競争入札ですから、経審のP点・Y点や技術者の数などで入札参加要件に条件が付くでしょうが、自社に合った工事には誰でも参加できるということになります。現場に配置される主任技術者や監理技術者の数にも自社の持駒がありますから、その部分はよく検討されて、電子入札を行ってください。

 

4.すべて「一般競争入札」になる!

大阪府の建設工事に関しては、H20年4月から全て「一般競争入札」になるということは、すべて電子入札になるということです。

もう完全にITの時代になり、入札と言えば紙ではなく、電子入札を指すことが当たり前の時代になってきました。

いずれは、各市町村まで及ぶことになるでしょう。