1級の資格は、経審(けいしん)の技術力(Z点)に関係する項目です。

 経営分析の指標とは関係なく、単独で1級資格者等の数で評点が上下します。

 1級の資格を取らないものは、リストラです。

 何が何でも1級。みんなが1級。全員が1級。役員から現場、事務員さんに至るまで、全社員が1級の資格を取ること。一番効果があって、間違いなく、P点がアップする方法です。

 総合評定値(P点)も飛躍的に向上しますが、それよりも、もっと大きな効果があります。優秀な1級技術者は、会社に利益をもたらし、地元でトップ3になる時間が大幅に短縮できます。本物を求める、本物志向の会社に変化し、大きな奇跡を生みだしてくれます。そのための教育費用を惜しんではなりません。21世紀は、学習する会社が世の中を制します。

 経審の総合評定値であるP点は、大きく5項目に分かれています。

 そのウェイトは、次のとおりです。

 

 ① 経営規模(X1) → 25%

 ② 経営規模(X2) → 15%

 ③ 技術力(Z)   → 25%

 ④ 経営状況分析(Y)→ 20%

 ⑤ 社会性の評価(W)→ 15% 

    総合評定値(P点)  100%

 

 技術力(Z点)は全体の25%もあり、経審(けいしん)のP点を伸ばす確実な方法です。文句なしにP点はアップします。会社の売上も利益も関係なく、経営分析にも影響なく、全員が1級の資格を取るだけで、大幅に総合評定値(P点)は向上します。

 みんな知っています。当たり前の話です。知っていることと、行動を起こし、実践することは違います。行動しなければ、知らないことと同じです。知っていることでP点が上がるのなら、東大の教授が一番よい点を取ります。

 地元でトップ3。そんな会社を目指してください。役所の仕事を今後も続けていくならば、地元でトップ3に入ってください。そうでなければ、官公庁相手の仕事では生き残ることが出来ません。

 とにかく1級。何が何でも1級。みんなが1級。全員が1級。