知識には、一般的知識と専門知識の2つがあります。

一般的な知識がどんなに豊かであっても、どんなに広い分野にいきわたっていても、富の蓄積にはあまり役に立ちません。

学校の先生は、知識を教えるプロであっても、その知識を体系化し、活用する専門家ではありません。知識を力に変えるプロは経営者です。

知識は、富を得るという明確な目的に向けて体系化し、活用しなければ、富の蓄積には結びつきません。この事実を十分に理解しないで、知識は力だと信じている士族が多くいます。

知識のみを教えて、その活用方法を教えないのは、教育や研修会の欠陥かもしれません。

知識の活用方法を教えてくださる講師を招いて、行政書士会の研修会を充実なさってください。経済原理ばかり追求した研修会のことを言っているわけではなく、知識の活用方法を教えてくださる機関が少ないということです。

知識を力に変えるような研修会の充実を希望します。