いつも日記を付けることは、会社経営にとって重要なことです。日記でなくても、メモでも何でも良いのですが、経営の反省点、従業員のこと、次なる一手、いかに繁栄発展させていくか、等々、紙に書いていつも反芻することは、非常に大事なことです。これを実践されている社長は多くいらっしゃいます。

ところが、数字の日記である帳簿の重要性を理解されていない社長が多いことも事実です。実は、金銭出納帳を付けることは、経営日記をつけることと同じぐらいに価値があります。つまり、数字の日記が記帳です。日々、数字の日記をつけていると、金銭感覚が養われ、財政的な経営センスが生まれてきます。数字の日記をつける習慣は、大きな副産物を生み、消極的ですが会社経営を安定させ、智慧の経営を増幅させることができます。ぜひ、記帳の大切さを知っていただき、貯めることなく、日々、記帳する習慣をつけてください。