ツカキグループの塚本喜左衛門さんのお話です。

きもの、宝石、毛皮、補正下着の製造卸、ウエディング衣裳のレンタル、不動産のリーシングを行うツカキグループのオーナーであり、塚喜商事㈱の社長さんです。

「三方よし」で有名な近江商人の6代目。売り手よし、買い手よし、世間よしの3つです。『商売にとって、まず大切なことは「売り手」の採算。商人は誰に依存することなく、自立の心構えが肝要だ。借金せずに、自分の力で立つ。でも、「買い手」のお役に立って、お客様に喜んでいただかないと、それは商売じゃない。

商いを通じて「世間」のお役に立つ。さらにはその世間様に「ご恩返し」、つまり、社会貢献できることが近江商人の目標であり、本願だ。こんなことを小さいころから、何千回も説教されたものだ。』と、五個荘むかし話に綴られています。

近江商人に共通している家訓がまだあります。それは「倹約と早起き」「時間とカネをとことん有効活用する」「カネ儲けは、生活習慣にあり」。

カネ儲けは、生活習慣にあり。生活習慣が会社の決算書に表現される。まさに、社長の生活習慣が数字となって、決算期を迎える。やはり、経審アップ、分析アップと言っても、生活習慣で決まる。

良き生活習慣が、社長の体質になり、やがて従業員にも影響し、お金が貯める会社に変わっていく。カネ儲けは、生活習慣にあり。

最後にもう一度「カネ儲けは、生活習慣にあり」。