「ありがとう」を130万回言った方のお話です。小林正観氏の「人生が全部うまくいく『ありがとう』の不思議な力(三笠書房)」に書かれていました。

 小林氏が宮崎県で講演会された時のお話です。

 ある男性が、その講演会の半年前に、小林氏の講演テープを入手されて聴いていたそうです。ちょうどその頃、その男性の視野がだんだん狭まってきて、眼科で精密検査をした結果、眼球にキズがあることが分かりました。

 医師によると、このまま放置していくと目は見えなくなってしまう。早急に手術をしたほうがいいけれど、手術にはリスクがともなって、成功率は50%ぐらいだという。成功した場合には、視野が狭まっていくのを止めることはできるが、失敗した場合には、視神経が切断されて失明してしまう。

 その男性は、手術もいや、そのまま放置するのもいや、悩んだ末、小林氏の講演テープで聴いていた「ありがとう」の実践をされました。「ありがとう」を言うと奇跡が起きるらいしいとう内容です。

 「ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう・・・」を、1日に7時間。それを半年間やり続け、全部で130万回の「ありがとう」を言ったそうです。

 その後、眼科に行かれた。医師は、眼球のキズが治っているそうで、「こんなことは、はじめてです」と言われ、このまましばらく様子を見ましょうということで、手術をしないですんだそうです。

 まさに、潜在意識のミラクルパワーです。

 この日本語の「ありがとう」と言う言葉は、元々、ありえないことが起きたときに、神様を褒め称え、賞賛する言葉として使われていたそうです。人間に対して使われるようになったのは、室町時代以降のことと、同書に書かれていました。

 つまり、「ありがとう」は、口にした瞬間に神様が聞いていて、神様に届く言葉だから奇跡が起き、病気が治るということです。一方、英語の「サンキュー」は「I thank you」の省略形で、私はあなたに感謝しますという意味で、日本語と異なり、サンキューは神様に届かないいことになります。日本語の「ありがとう」は、なんと素晴らしい言葉でしょう。

 最後に「ありがとう」は、口に出して言ったほうが、より潜在意識に届きます。思っているだけでもゼロではありませんとも書かれていました。

 さぁ、時間をかけて130万回「ありがとう」を声に出して言い続けましょう。但し、途中で「不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句」を言うと、せっかくの回数もリセットされます。なぜなら、これらの言葉は、神様が一番いやがる言葉で、神様が離れていくからです。