一日中、長く働き続けるためには、体のなかで特に大事な部分が二カ所あります。
一つは「腰」です。腰が痛んできますと、どうしても持久力がなくなります。また、集中力もなくなってきます。そのため、腰を伸ばす訓練が必要です。昼休みに体操をして腰を伸ばしてもよいですし、もし余裕があるならば、ソファに横になるなど、くつろぐ姿勢をとることが大事です。
もう一つは「足」です。人間は体重が何十キロもありますが、足は、ほんの小さな面積しか持っていません。この小さな面積に体重がかかると、普通は、一時間以上立ち続けるのは難しいです。しかし、現実には、数時間、いろいろなかたちで立ち続けています。そこで、やはり、くつろく姿勢が大事です。できるだけ足に体重をかけない時間をつくることも貴重な心掛けだと思います。
腰と足、この二つを特に注意なさってくだい。