上司が部下を批判したり、平社員でも社長のことを分析したり評価できる。指摘や批判は、小の者が大に対してもできるので、あまり価値あることではない。

問題点があるのなら、その指摘もよいが、同時に3つぐらいの対策案を提案したい。それも具体的に。自分も含め、これがなかなか出来にくい。

いつも、しっかりと考える力をつけていないと、すぐに対応できない。思考力というのは、物事を具体的にどのように解決していくか、処理していくか、進めていくかを提案でき、実行できること。

真剣に具体的に考え抜いた時には、前頭葉あたりから湯気がでてくるという。具体策を3つ考える。徹底的に考える。

商社にいた頃、室長から

『北口。おまえそれでも考えているのか?』

『室長、いくら考えても何も出てきません。』

『当たり前だ。抽象的に考えるからだ。もっと、具体的に考えろ。メモしろ。』

会議の席上でも同じこと。反対意見を述べる時は、必ず代替案を出す。具体的な提案をする。優秀な方は、何か問題点にぶつかった時に、解決策を考え抜く。問題点と一緒に、解決策も3つぐらい用意して、上司に報告する。

この具体策をいつも3つ準備しようと心得てはいるが、いつも1つで終わる。下手すれば、何も具体策を考えていない時の方が多い。