徒然詩人
七つの水仙
2024年9月3日 徒然詩人アミーゴ! きまぐれエッセイ。
ブラザーズ・フォアの名曲です。親しみを込めて「ブラフォー」。 1964年にポピュラーになった「七つの水仙」。作詞、作曲は57年。 夜間大学の1年生にこの歌を覚えました。リルケと同じように、青春時代の底辺を支えてくれ …
だれが私に言えるだろう
2024年8月6日 第1章 幸せになれる人徒然詩人アミーゴ! きまぐれエッセイ。幸せの応援歌
リルケ詩集の一篇です。 「だれが私に言えるだろう」。この一編が詩への目覚めでした。 20世紀ドイツの生んだ最高の詩人。その詩は近代人の孤独と不安を、たぐいまれな美しいことばで詠っています。生まれ故郷のプラハに根をおろ …
心化粧
2021年10月24日 徒然詩人アミーゴ! きまぐれエッセイ。
顔に、化粧をする。 きれいに見せたくて、化粧をする。 女性のたしなみで、化粧をする。 心にも、化粧をする。 よく思われたくて、心化粧をする。 愛する人に会うために、心の準備が心化粧。 心化粧は …
丸山公園
2021年10月24日 徒然詩人アミーゴ! きまぐれエッセイ。
昔に一緒に入ったお店は、ないようだね。 ちょうど、公園の片隅にあったはずよ。 ほら、ないよ。どこにもないよ。 格子戸をくぐり、 低い障子をあけ、 こじんまりとした和室。 湯豆腐とちょっとした惣 …
かわいい妖精たち
2021年7月24日 徒然詩人アミーゴ! きまぐれエッセイ。
おはようございます! おはようございます! 細長い小庭に咲く、色とりどりの妖精たち。 笑顔でやさしく、毎朝、小さな幸せを運んでくれます。 名前もわからない。手入れもしない主人に、いつも変わらぬ表情で。 かわいい呼びかけ。 …
すれ違い
2021年7月24日 徒然詩人アミーゴ! きまぐれエッセイ。
仕事をしているか。飯を食っているか。寝ているか。本を読んでいるか。会のことで、動きまっているか。それ以外にあまり能のない私。 3日連続で、社会福祉関係の仕事を切り上げ、久しぶりに早く帰宅する。 律ちゃん曰く『どうしたの、 …
お正月
2020年11月30日 徒然詩人アミーゴ! きまぐれエッセイ。
私の尊敬するK子先生から賀状を頂戴しました。 大晦日とお正月の様子が手にとるように浮かんできます。 『 新年おめでとうございます。ことしも、よろしくお願いいたします。』 玄関にしめ縄を飾り、床の間の掛軸を掛け替えて、お花 …
サプライズ
2016年12月4日 徒然詩人アミーゴ! きまぐれエッセイ。
「ただ今より、ウエディングケーキの入刀にはいります」 「その前に、新郎のご両親は結婚30周年を迎えられるそうです。ご両親に新郎新婦から30周年ケーキのプレゼントが準備されています」 「新郎のお父さん、お母さん、前までいら …
あいちゃんのハンペン
2008年8月11日 徒然詩人アミーゴ! きまぐれエッセイ。
チラシ寿司、ぶり大根の煮物、サラダに特性ドレッシング、すまし汁にはマイタケとシメジが入っている。あと、太刀魚などのサシミが少しずつ添えてある。 ここは息子夫婦の食卓。敬老の日に、おばあちゃんをよんでくれた。 母の足元 …
安上がり!
1994年8月7日 徒然詩人アミーゴ! きまぐれエッセイ。
うづら卵を優しく割りながら、あたたかいごはんにかけて、ちょっと醤油をたらす。焼き海苔がそばにおいてある。 土生姜を細かくおろして、古漬けの茄子と一緒に口に運ぶ。よくを言えば、ちりめんじゃこがあれば、ご機嫌。あと梅干がほし …
かわいいチョコレイト
1986年8月11日 徒然詩人アミーゴ! きまぐれエッセイ。
チョコレイトが机の上に置いてあった。バレンタインディか・・・ 丸い円筒型で、かわいいメッセージが載せてあった。 その日は、めずらしく始発に乗って、事務所のデスクに座った。 今西利恵ちゃんからのプレゼント。 嬉しかった。ち …
願いの糸
1978年8月11日 徒然詩人アミーゴ! きまぐれエッセイ。
あなたを好きだと思うときの 赤 近くにいられないときの 青 一緒にはしゃいでいるときの 黄 幸福でいてほしいと祈るときの 白 いろんな色を紡ぎ合わせて わたしは想いの機(はた)を織る 最後は 紫 神様に 願いが届きますよ …